2015年10月8日木曜日

酔芙蓉の別話

昭和30年代に高橋治の書いた
「風の盆恋歌」と言う本があります。

現代で言う不倫のお話なのですが
、その本を題材とする歌が二曲
あります。

石川さゆり 「風の盆恋歌」
菅原洋一 「風の盆恋」

ともに、1989年発売で石川さゆり
の方は、なかにし礼・三木たかしで
菅原洋一は、なかにし礼。

結果は石川さゆりの(風の盆恋歌)の
方が売れましたね

小説の中で、毎年、富山県八尾の
風の盆の時期だけに会うのですが、
男性が借りていた家の前に、管理
していた女性が植えた木が酔芙蓉
でした。

小説を読まずとも、朝に白く咲いて
夜に真っ赤に染まる花のイメージは
拭えない危うさがあります。

この小説でもう一つ有名なのは、
物語の中でやり取りされる、短歌
ではないでしょうか。
恋人の間柄であれば相聞歌(そうもん
か)と言います。

風の盆の男踊りを挟んで女踊りの列
が、夜の八尾を流て行きます。
う〜ん、こんな事を書いておいて
私はまただ風の盆には行ってないの
です(~_~;)

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